文京区目白台の事務所ビルにて、R壁とアーチ開口のLGS組み、曲げベニヤ貼り工事を行いました。特注ランナーを使用した高度な曲線施工で、デザイン性の高い空間を実現した事例をご紹介します。
施工場所と現場の概要

今回の現場は、文京区目白台にある事務所ビルです。改修工事の一環として、当社大久保建装が内装工事を担当させていただきました。
落ち着いた住宅街に位置するエリアで、品質とデザイン性の両立が求められる現場でした。
施工前の状態

既存の内装がある状態からの改修工事です。
今回は空間にデザイン性を持たせるため、直線的な壁ではなく、R壁とアーチ開口という曲線を取り入れた施工が計画されていました。
担当した施工内容
当社が担当したのは以下の工事です:
- R壁のLGS組み
- アーチ開口のLGS組み
- 曲げベニヤ貼り工事
曲線を活かした空間づくりのための、デザイン性と技術力が求められる施工内容でした。
使用した材料とその特長
今回の施工で使用した主な材料は以下の通りです:
曲げベニヤ 曲面に追従できる柔軟性を持つベニヤ板で、R壁やアーチ開口など曲線的なデザインには欠かせない材料です。適度な厚みと曲げ強度を持ち、美しい曲面を実現できます。
特注ランナー(工場製作) 今回の最大のポイントは、R壁とアーチ開口に対応した特注ランナーを工場で製作したことです。現場の寸法に合わせて精密に加工されたランナーを使用することで、正確な曲線を実現しました。
工程と工夫したポイント
工期は1日という短期間での施工でした。
「この現場で一番大変だったのは、実は施工前の準備段階なんです」と大久保。
材料を発注する際に、R壁の曲線を正確に計算する必要がありました。設計担当者との綿密な打ち合わせを重ね、曲線の半径や開口部の寸法を何度も確認。特注ランナーの製作図面を起こす段階で、ミリ単位の精度が求められました。
事前の準備を入念に行ったことで、当日の施工はスムーズに進行。特注で製作したランナーがぴたりと納まり、その上に曲げベニヤを美しく貼り上げることができました。
施工後の仕上がりと印象

完成後、お客様からは「きれいにありがとうございます」とお言葉をいただきました。
R壁とアーチ開口が作り出す柔らかな曲線美は、事務所空間に上質で洗練された印象を与えています。直線的な空間が多いオフィスビルの中で、曲線を取り入れることで温かみのある雰囲気が生まれました。
今回の現場のポイント
大久保「曲線施工は、現場での施工技術はもちろんですが、事前の計算と設計担当者との連携が何より重要です。今回は特注ランナーの製作にあたり、R寸法の計算や図面の確認に時間をかけました。その甲斐あって、現場では1日でスムーズに仕上げることができました。準備8割、施工2割という感覚ですね」
特殊な納まりが必要な曲線施工だからこそ、事前準備の徹底が成功のカギとなります。
まとめ
文京区目白台の事務所ビルにて、R壁とアーチ開口の施工を行いました。
特注ランナーの製作という工夫により、デザイン性の高い曲線美を実現。短期間での施工ながら、お客様にご満足いただける仕上がりとなりました。
「曲線を使った内装は、空間に柔らかさと高級感を与えます。設計段階からしっかり関わることで、理想の空間を実現できます」と大久保は語ります。
当社大久保建装では、R壁やアーチ開口といった特殊な施工にも対応しております。デザイン性の高い内装工事をお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
お問い合わせ
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E-mail: o.tomohito@okubokenso.jp
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